でんた丸ブログ
暗号資産(仮想通貨)
2024年1月にSEC(米証券取引委員会)が、代表的な暗号資産であるビットコインの現物に投資するETFを承認すると、このビットコイン現物ETFに、機関投資家(ヘッジファンド、投資銀行、長期運用を基本とする米国の年金基金)の投資マネーが流れ込み、ビットコインの価格が急上昇しました。その後12月4日に、暗号資産の推進派で、金融規制の緩和論者であるポール・アトキンス氏が、トランプ次期米大統領からSECの次期委員長に指名されると、ビットコインの価格が初めて10万ドルの大台を超えました。
昨年末比で約2.5倍の価格上昇をしているビットコインですが、暗号資産には次のような長所と短所があります。
【長所】
・発行総量に上限がある(埋蔵量に限りがある金に似ている)。
・無国籍で特定の発行体による信用リスクがない。
→インフレ耐性がある価値保存の手段となる。
【短所】
・裏付けがないため、投機的な需給で価格が動く要素が強く、短期的な価格変動が大きい。
・ブロックチェーンが暗号資産の基盤技術となるところ、暗号資産の採掘時に計算能力の高いコンピュータを稼働させるために膨大な電力を必要とし、SDGsの精神に反する。
次回は暗号資産に関する課税ルールを取り上げます。